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リベルダーデ=改修中ビルから建材落下=違法工事か? 怪我人はなし

ニッケイ新聞 2012年4月20日付け

 18日午後4時半ごろ、エストゥダンテス通りとの交差点に近いグロリア通りで工事中のビル2階部分に設置されていた木製の足場が崩れ、建材などが落下する事故があった。怪我人はいなかった。
 「ドーンという大きな音が聞こえた」。大量のレンガ片や木材、セメントの入った袋などが散らばり、真下にあるバンカの屋根は大きくへこみ、駐車していた2台の車も、フロントガラスにひびが入るなどの被害を受けた。
 市役所職員は「以前からコンクリート片が落ちてくるとの苦情があり、通行を制限して掃除をしていた。それが終わった矢先の出来事。中を確認したが、これ以上の建物の崩壊はない」と話し、同じく現場にかけつけた消防署職員は「ビルの改修工事が違法であった可能性もある」とビルを見上げた。

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