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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2012年4月21日付け

 刺青をした半裸の若者の怒号、好機を迎える度に総立ちになり、押し殺したような喉の音が響く観客席、不利な判定の度に沸き起こる審判への強烈な野次—。
 15日、創立百周年を迎えたサントスFCの本拠地で、ブラジルのサッカーを初めて観戦したコラム子は、日本のそれとは異質な独特の迫力に圧倒され、身震いするほどの感動を覚えた。
 日本との最大の違いは、その本気度にある。観客の多くが、一つ一つのプレーに本気で喜び、悔しがる。その会場の一体感が、自分の心の琴線に触れたのだと思う。それこそが、100年というクラブの歴史を体現したものであり、日本ではみることができないものだ。
 笠戸丸のサントス港着から104年。日系移民にとって始まりの町であるサントスは、コラム子にとっても、ブラジルサッカーとの邂逅の地となった。(酒)

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