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『日伯・絆の森』植樹式=カルモ公園に2百本植樹=震災犠牲者への追悼込め

ニッケイ新聞 2012年5月8日付け

 ブラジル・ニッポン移住者協会(小山昭朗会長)は3月17日、市立カルモ自然公園で実施される「日伯絆の森」作りの植樹式を行った。東日本大震災の2万人近い犠牲者を追悼する意味で企画されたもので、事業に賛同する約100人が参加し、犠牲者への思いを込めて苗木を植えた。

 司会は共催のオイスカ・ブラジル総局花田ルイス副会長が務め、小山会長は「祖国日本の一日も早い復興を願い、震災で亡くなられた一人一人に思いを馳せながら魂を込めたい」との思いを語った。
 上妻博彦さんによる犠牲者への冥福と苗木の成長を祈る祈願の儀式では、サンパウロ市緑化・環境局長エドアルド・ジョージ氏が「リベルダーデのサクラの植樹に続いて日系人が植林の事業を行い、市の環境改善に寄与している事に感謝したい。市も出来るだけの協力を約束する」と話し、犠牲者に黙祷が捧げられ、参加者の手で苗木200本が植えられた。
 羽藤ジョルジ州議、神谷牛太郎市議ほか、生徒20人を引率して参加したカリタス学園長の中川ベルナデッテ校長、宮城県人会長の中沢宏一氏、オイスカ・ブラジル総局の高木ラウル氏、東北学院大学の上田良光教授、SESCイタケーラやSABESP、市役所の幹部職員など、多くの関係者が来賓として参加した。
 カリタス学園のナカガワ校長は「主催者の人達は皆年配の方ばかりなのに元気に使命感溢れる活動をしていて感動した。私も生徒も一人の社会人、人間として積極的に社会に役立つような活動をしていきたい」と感想を語った。
 帰り際には、多くの参加者が植樹キャンペーンの募金に協力する姿がみられた。

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