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ブラジル三井物産基金=PIPAに6万レを援助=藤井社長「有意義な活動に感銘」

ニッケイ新聞 2012年5月11日付け

 ブラジル三井物産基金から援協傘下の自閉症児療育学級「青空学級」(PIPA)の事業に年間6万レが助成されることが決まり、8日午前、援協本部の会議室で契約書への署名が行われた。
 同社から藤井晋介社長、杉本靖取締役、戦略企画部の目黒英久氏、大杉宇弘氏、援協からは菊地義治会長、坂和三郎副会長、PIPAの佐々木憲輔代表、足立操事務局長が出席した。
 今年4月から来年3月まで毎月5千レ、年間で総計6万レが助成される。その後は毎年見直しを行いながら検討される予定。
 今回の支援は、昨年12月に菊地会長からの申し入れを受け、「日系人の主導で、ブラジル人を対象に生活療法で自立支援を行っていることは有意義と感銘を受けた」(藤井社長)ことから実現に至った。
 署名に先立ち菊地会長は謝辞をのべた上で、「自閉症療育はブラジルが必要としている事業」と位置づけ、「今後も規模を拡大し、職業訓練までできるようにしたい」と展望を語った。
 藤井社長は「わずかな支援だが、先生が充実して一人でも多くの自閉症児が自立できるよう、支援の輪が広がれば」と話した。
 なお、同基金は在伯グループ企業全体のバックアップにより08年2月に創設されたもので、これまでにデカセギ帰伯子弟への再適応を支援する「カエルプロジェクト」への資金援助や、サンパウロ総合大学法学部に英文書籍を寄贈するなど複数のプロジェクトに助成している。

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