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ベレン日系協会=文化祭に約8百人=増える非日系参加者

ニッケイ新聞 2013年5月25日

 【パラー州ベレン発】ベレン日系協会(小山拓雄会長)は19日、パラー州民と日本人の日伯文化交流を兼ねた『第14回日伯文化祭』を汎アマゾニア日伯協会神内講堂で開催した。
 会場には、在ベレン日本国総領事館の垂井恒治副領事夫妻、生田勇治日伯協会々長、太田勲雄援協会長代理、田部軍司サンタイザベル日伯協会長、小野重善パラー高拓会々長ら来賓と、約800人の参加者で賑わった。
 開拓先没者への1分間の黙祷、小山拓雄会長の開会の辞、来賓挨拶に続き、22のプログラムが披露された。
 ベレン琴の会のナレーション入り「傘地蔵」で開幕し、グループ新世界のヨサコイソーラン、パラー剣道クラブによる剣道の実演や居合い抜きの型、山口空手道場による空手の型、日伯協会の太鼓クラブ「鼓どん」による太鼓の演奏やアルゼンチン・タンゴ、フラメンゴ、ベレン民謡クラブによる日本舞踊、ベレンカラオケ愛好会のカラオケなどで盛り上がった。
 また、ベレン日系協会の日語学校生徒による習字展や、日本食販売も行われた。
 同校では生徒数の約90%をブラジル人子弟が占めているが、彼らは日本語を学ぶ傍ら、日本文化にも興味を持つようになってきている。年々太鼓、空手などに参加する日系人子弟が減り、剣道クラブなど日系人が一人もいなくなる活動も出てくる一方、ブラジル人の関心は高まっている。
 このように、日本の文化がブラジル人の間に浸透していることは、「素晴らしい」と言わざるを得ない。
 眼に見えない所で日本文化を引き継いで活動を続けているブラジル人を紹介する上でも、このような文化交流祭は、なくてならない存在。ベレン日系協会の活動が期待される。(パラー州通信員 下小薗昭仁)

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