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講演会『サンタカタリーナの牡蠣』=広島県人会で31日

ニッケイ新聞 2012年5月25日付け

 サンタカタリーナ州農牧研究公社(EPAGRI)の研究員を招いた講演会『サンタカタリーナの牡蠣と生産物』が31日午後7時から、広島文化センター(Rua Tamandare, 800, Liberdade)である。参加無料、ポ語、要申込み。ブラジル広島県人会主催。
 同公社は日本の技術を導入し、フジリンゴの生産に成功したことで知られる。ギリェルミ・サビノ・ルッピ博士が牡蠣の発祥や同公社の実績などについて話す。
 ルッピ博士は1986年同州連邦大学生物学科卒、農学博士。研究補助機関FAPEU勤務を経て、現在は同公社の水産・漁業分野で調査・研究および監督を行なう。JICA研修制度を通して日本で牡蠣研究に携わった経験もある。水産省の佐羽内ルイスさんも出席する。
 調整役の平崎靖之さんは「同州の牡蠣生産はブラジル一。生産の苦労を聞く良いチャンス。広島の名産牡蠣についても知ってもらいたい」と参加を呼びかけている。
 申込みは同県人会(11・3207・5476、Eメール=schken@hydra.com.br)まで。

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