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大耳小耳

ニッケイ新聞 2012年6月2日付け

 静岡県浜松市出身のコラム子だが、同地発祥の「健康体操」についてはブラジルに来て初めて知った。サンパウロ市を中心に900人以上の愛好者がおり、日本でも国際フェスティバルが開かれるほどのものであるとの話を聞き驚嘆。「広い世界を見たい」と日本を飛び出し、ブラジルに辿り着いたわけだが、狭いと思っていた地元のことを分かっていなかったと実感。
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 リベルダーデ区が今度こそ明るくなる—? 同区の通りに立ち並ぶすずらん灯300個(電柱100本)が、サンパウロ市役所によって取り替えられることになったという。ひび割れや汚れが目立ち、通りを照らす電球も切れかかっていた状態のすずらん灯。同市によれば、移民の日(6月18日)のある来月末までには取り替えを完了させる予定だとか。これまで幾度となく言われてきたことだけに、今回こそは実現してほしいもの。
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 「第17回移民祭り」が3日午前10時から、サンパウロ州立移民博物館(Rua Dr. Almeida Lima, 900, Mooca)で開催される。今年は36のコロニアが参加、民族舞踊や各国自慢の料理が楽しめるイベント。移民らが配耕されるまで希望と不安の日々を過ごした当時の資料も展示され、蒸気機関車の乗車、移民の服装を着用しての撮影も楽しめる。地下鉄東西線ブレッセル・モオカ駅から歩いてすぐ。

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