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東西南北

ニッケイ新聞 2012年6月5日付け

 デンマーク、米国に快勝してきたセレソンが3日、今世紀に入り過去に2敗を喫した強豪メキシコに0—2で苦杯を舐めた。米国テキサス州ダラスの会場はほぼメキシコ応援団で埋め尽くされ、アウェー状態でもあったが、ロンドン五輪用に組まれた現セレソンの若さが出た形となった。これで再び厳しい視線にさらされたマノ監督は、「これも経験のうち」と平静を保った。次戦は9日のアルゼンチン戦。
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 3日夕方、パウリスタ大通りのカイオ・プラド通りとマルケス・デ・パラナグアー通りの間で、約80人の団体が2600平米の敷地を公園にするよう呼びかけるべく、ピクニックを模したデモを行った。奇しくもこの日は英国でエリザベス2世の即位60周年を祝うダイアモンド・ジュビリー開始の日であったためか、ピクニックの参加者も英国風な優雅な装いが目立った。
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 米国のビジネス誌「ファスト・カンパニー」が、「世界で最も創造的な起業家100人」でブラジル人を4人選出。最高は48位のロウレンソ・ブスタニ氏で、GMやナイキのブラジル展開をサポートするコンサルタント会社社長。54位のフラヴィオ・プリパス氏とへナート・ステインベルグ氏はファッションサイトの経営者、97位のカルラ・シュミッツベルゲル氏はビーチサンダルアヴァイアナスの社長だ。

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