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東西南北

ニッケイ新聞 2012年6月9日付け

 冷え込みの続く南東伯と南伯だが、南伯では最低気温が摂氏0度を割り込む地域が出はじめている。8日の最低気温はサンタカタリーナ州のボン・ジャルジン・ダ・セーラで零下9・2度、ウルペマで零下8・4度を記録した。風が強く、両地域の体感温度は共に零下21度に達したという。サンパウロ市の9日の予想最低気温は14度で、12度だった8日より幾分持ち直すが、出かける時は防寒対策を十分に。
     ◎
 パルメイラスのミッドフィーダー、ヴァルディヴィア夫妻が7日夜、強盗に襲われた。現金などを盗まれた後にパルメイラスの練習場に近い店の前で解放された夫妻にはケガは無く、警察にも通報したが、被害の状況などは伏せられたままだ。ヴァルディヴィアはチリ代表の主力選手でパルメイラスでも背番号10を背負うチームの顔だが、ショックを受けた妻の求めで一時帰国。早い精神的回復を願いたいもの。
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 ゴイアス州で、20年前に子宮を失った娘のために、51歳になる母が代理出産を試みている。統一医療保険システム(SUS)による試験管妊娠を試みるもので、妊娠するまでには11キロの減量もしなければならないという。それでも「娘の夢を実現できるんだったら、言葉にできないくらいにうれしい」と語っている。強い愛で結ばれた祖母と母と子供の誕生が願われる。

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