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ニッケイ新聞 2012年6月19日付け

 文協大講堂であった移民の日追悼大法要は、月曜日のせいか会場には空席が目立ち、寂しい感じ。木多喜八郎・文協会長は日本語で追悼文を読上げたが、原稿をのぞくとすべてローマ字で書かれていた。日本語が母国語ではないのだから問題はないと思うが、はたして意味を理解して読んでいたのだろうか? 「志なかばに」を「しなかばに」と読むなど、ローマ字を作成した人も間違っていた…長嘆息。
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 全国カラオケ指導協会が実施する『ブラジル全カラまつり』。これまでグランプリ受賞者には、会員・非会員を問わず日本行き航空券が授与されてきたが、その後入会しない非会員が多いため「会費を払っている人に申し訳ないから」と会員に限り贈られることに。多い時で30人以上が参加する日本全国大会では、当地出場者がグランプリを取ることも稀ではなく「『もっと下手な人を連れてきて』と本部に言われるよ」と島田正市総本部長。

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