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山口ロータリークラブ=米1・2トンを希望の家に寄付

ニッケイ新聞 2012年6月21日付け

 山口ロータリークラブ(藤井伸榮会長)から希望の家福祉協会(上村ジャイロ理事長)への米1・2トンの寄贈式が19日午後、山口県人会館で行われた。今年で19回目。
 同クラブが、10万円分の米の購入を山口県人会(要田武会長)に依頼する形で毎年実施。希望の家に対しては10年目で、以前はオザスコ市の孤児院に寄付していた。
 要田会長から目録を受け取った希望の家の大野孔三副理事長と千田ジョゼ事務局長は「日本と違い、政府から十分な援助が受けられないブラジルの社会福祉施設は、こういった善意によって支えられている。本当にありがたい」と感謝の意を示した。同施設では入所者、職員合わせ1日に約60キロの米が必要となるという。