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木下恵介監督 上映会=『二十四の瞳』など12作品=3日からSESCで

ニッケイ新聞 2012年7月3日付け

 国際交流基金サンパウロ日本文化センター(深野昭所長)が7月3日〜5日、10日〜12日の期間内、映画上映会『木下恵介監督特集』をSESCピニェイロス(Rua Paes Leme, 195)で開催する。SESCサンパウロの共催。入場無料。
 1934年に『花咲く港』でデビューし、生涯で『二十四の瞳』『楢山節考』や『香華』など数々のヒット作を始め49本の作品を残した。日本初のカラー映画、全編斜めに撮影されたフレームなど、革新的なアイディアと技術を次々と取り入れた映像作家でもある。当時誰よりも早くテレビ界へ進出し、「木下恵介アワー」「木下恵介劇場」で日本のテレビドラマの礎を築いた。
 上映会は期間内午後2時〜、代表作12本から一日3〜4本が上映される。プログラムはサイト(fjsp.org.br)又は(www.sescsp.org.br)。
 問い合わせは同会場(11・3095・9400)もしくは同基金(同・3141・0110)まで。

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