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ニッケイ法律相談=その24=回答者 古賀アデマール弁護士

ニッケイ新聞 2012年7月19日付け

 質問=住んでいる家の隣にバールがあって、夜遅くまで大騒ぎしています。そのせいで眠れず、翌日の仕事に影響が出ています。何度も店主に話をしており、返事だけはいいのですが状況は変わりません。どうすればよいでしょうか。
 回答=
訴えたい相手が自然人(個人)ではなく法人の場合、市役所(サンパウロ市役所の電話=156)に連絡して、わけを話せば解決してもらえます。
 サンパウロ市の条例では、夜中の12時以降に騒音を立てるイベント(音楽のショーやフェスタなど)をやってはいけないことになっています。
 通常の時間(昼間)でも、普通の人が聞いてやかましいと感じるような音を出すことや、工事も土曜日の夜、日曜、祝日は禁止されています。
 また、トラックに乗り大きな声を出して物を売る人がいますが、それも禁じられています。そういう人を見つけたら運転手にその場で話し、それでダメならトラックのナンバープレートを控え、市役所に訴えるとよいと思います。
 それでも解決しなければ小額裁判所に訴えるしかありません。まずは呼び出されると思いますのでそこで協議し、その後の公判で判決が下されることになります。
 罰金の支払いとなるか、もしくは、市役所の命令に従わず同じことを繰り返している場合は、刑務所行きになる可能性もあります。

質問の送り先はEメール(ademarkoga@gmail.com)、FAX(11・3208・0733)、手紙(「ニッケイ法律相談」係、Rua Galvao Bueno, 470, 1o. andar, Liberdade, Sao Paulo, SP, CEP 01506-000)まで。質問は日本語でもポ語でも可、ただしメールの場合はポ語のみ。質問内容をできるだけ明確にしてお寄せください。

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