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■訃報■小川和己さん

ニッケイ新聞 2012年9月6日付け

 サンタカタリーナ州ラーモス移住地の小川和己さんが4日夜、同移住地内の自宅で亡くなった。83歳だった。死因は現在わかっていない。
 同日夜、来伯中の麗澤大学名誉教授・丸山康則氏夫妻を夕食に招待し、元気な様子を見せていたが、飲酒後に自室に引き上げ、その後家族が様子を見に行った時には息を引き取っていたという。
 長崎県長崎市出身。1961年4月に来伯、同移住地が創設された64年に現地移住第一陣として入植した。特に梨栽培の先駆者の一人として農業に従事した。同地の初代農協組合長も務めた。
 被爆者であることから「ラーモス移住地原爆被爆者子孫の会」の代表として平和の大切さを訴え続けた。州や連邦政府の支援を受け、同移住地で「平和の鐘公園」の建設を中心になって進め、一昨年5月には公園内にブラジル初の平和資料館も完成させた。次は公園内に日本庭園などを整える計画もあり、再来年の同移住地50周年事業の相談役でもあった。
 葬儀は6日午前9時から、初七日法要も兼ね平和資料館で行われる。四十九日法要の日程は未定。

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