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中央大「ブラジル先見隊」=鳥居准教授ら5人が来伯

ニッケイ新聞 2012年9月12日付け

 当地教育機関との共同研究や交流を目的に、中央大学経済学部から鳥居鉱太郎准教授(52、東京)率いる『ブラジル先見隊』が来伯、5日に本紙を表敬訪問した。
 鳥居准教授は「長期間、研究室同士の密度の濃い交流をしたい」と考え、下見のため3年前に来伯。個人の研究テーマであるアジアの昭和史を通して移民に関心を持っていたため、東洋人街と化したリベルダーデで「移民が苦労して築き上げたものが台無しになるのでは」と危惧を抱いたという。
 「新しい日伯関係作りに大学が貢献できれば」と交流への強い想いを新たに、先見隊第1陣として嶋望美(19、東京)、福田瑛史(20、神奈川)、武井章(20、同)、水嶋慎吾(21、福井)さんら4人のゼミ生を連れて当地を訪れた。
 一行は9日まで滞在。リオ連邦大学と交流し、続いてUSP工学部で相互の研究紹介、共同研究の相談を行なった。商工会議所や三井住友銀行を訪問し、銀行システムの先進性や金融情勢等を見聞する。
 また「日本で福井村50周年の記事を見て存在を知った。自分も何かここで貢献できることを探したい」と水島さんが希望を示したことから、福井県人会も訪れ交流を行なう。
 学生らは「外国のいい所を吸収し、国際社会で活躍したい」(嶋)「先生の発想の広大さに惹かれて希望した」(福田)「日本との違いを知るためにも、まずは海外に出てみることが大事」(武井)など、それぞれ動機や抱負を語った。

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