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パナソニック=白物家電の製造拠点が完成=ミナス州エストレマ市に冷蔵庫、洗濯機の製造へ

ニッケイ新聞 2012年9月14日付け

 日本の大手電気メーカー、パナソニックの現地法人であるパナソニック・ド・ブラジル(村上廣高社長)は12日、ミナス・ジェライス州エストレマ市に建設していた白物家電工場の開所記者会見を同工場で行った。聖州サンジョゼ・ドス・カンポス(乾電池)、アマゾナス州マナウス(テレビ、デジカメ、電子レンジ)に次ぐ国内3番目の工場で、冷蔵庫と洗濯機を製造する。村上社長は「ブラジルは非常に有望な成長市場。今後3年間で生産規模を拡大していきたい」との考えを示した。

 エストレマ工場はパナソニックにおける南米初の白物家電の生産拠点として昨年4月末に竣工式が執り行われ、建設が進められてきた。総敷地面積17万平方米、投資金額は2億レアル。今月5日から冷蔵庫の生産が開始されており、現在約140人の職員が従事する。将来的に400人程度まで増員する。洗濯機の製造開始は来年5月ごろとなる。
 同社は「エコアイデア工場」を標榜し、雨水を貯蔵する地下タンクの設置、二酸化炭素の排出を押さえる設備の充実化等、環境への負担の軽減を考慮した設計となっている。
 セルゲイ・エポフ白物製品部長は記者会見で、製造される冷蔵庫のエコ性能を説明。「従来のAランク基準からさらに33%の節電機能を備えている。ここまでの性能のものは業界でも初めて」と自信を見せた。
 村上社長は、ブラジルを「成長が見込める非常に有望な市場と捉えている。今後3年間で冷蔵庫を50万台、洗濯機を30万台の生産規模まで拡大させたい」との考えを示した。
 記者会見後に行われた開所セレモニーには、ミナス州知事のアントニオ・アナスタシア氏も出席し「素晴らしい技術と環境への配慮を併せ持った、優れた会社を誘致できたことは喜ばしい。良質の製品が生産され、それがブラジルに行き渡ることは国民全体の利益になり得る」と話した。

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