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『Equipotel 2012』=1府7県の16企業が参加=拍車かかる蔵元アピール

ニッケイ新聞 2012年9月15日付け

 今月10〜13日にアニェンビー総合展示場で開催されたホテル業界見本市『Equipotel 2012』に、ジャパンパビリオンが出展され、秋田、山形、青森、福島、島根、岩手、宮城、福岡、京都の1府8県から、16の中小企業が参加した。
 経済成長の最中にあり、日本食がブームのブラジルに関心が高い中小企業が増えていることを受け、JETRO(日本貿易振興機構)の主導で出展が決まり、今年4月頃から募集が行われた。
 各企業が独自の県産品を出品する中、島根県と並び最多の3社が参加したのが山形県。いずれも日本酒のメーカーだ。
 「月山酒造」と「出羽桜酒造」の2社は共に約5年前からブラジルに自社製品の輸出を行っている。「楯の川酒造」は、進出を前提とした現地での取引先の選定を兼ねた来伯となった。
 「月山」の鈴木潤一専務取締役は「震災やストの影響で輸出出来る量は限られてしまっている。自分で機会を作って、少しでも知ってもらう努力をしないと」と自らブラジルに出向いた理由を語り、「出羽桜」の鴨田直希輸出担当長は「高級レストランの関係者も訪れる今回の見本市は、ターゲットとしているハイクラス層の間での日本酒の知名度を上げるきっかけに成り得る」と話した。
 他県のブースでも日本酒の出品が目立ち、16社中9社が自慢の地酒を披露していた。その他福島県「宝来屋本店」の「冷やし甘酒」、青森県「かねさ株式会社」の味噌とケチャップを配合した「みそチャップ」、味噌を粉末化した「パラミソ」など独自性の強い商品が来場者らの目と舌を楽しませていた。

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