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松柏・大志万、新校舎落成を祝う=内外から来賓、激励=「いい環境で子供たちを育てる」=川村園長、誓いのあいさつ

11月9日(火)

 【既報関連】私たちは、がんばります──。松柏・大志万学院の新校舎落成式が、六日午後五時から聖市アクリマソン区であり、約百五十人が祝福に駆けつけた。川村真倫子松柏学園園長は「教育とは、一人一人の子供たちの中に隠れている宝物を引き出していくこと」などと述べ、決意を新たにした。
 式には、丸山敏秋倫理研究所所長、仲野和夫小櫃海外交流推進協議会副会長、石井哲成玉川大学教育学部長、東義真高野山真言宗弘道寺住職ら十数人が、日本から祝賀に訪れた。このほか、コロニアから石田仁宏サンパウロ総領事、野村丈吾元連邦下院議員らが出席した。
 両国国歌斉唱後、本田剛社団法人松柏大志万理事長が両校の歴史に触れながら「理事長の役を引き受けたときに、大変なことになったと思った。こう夢が実現できて幸せ。日伯交流の架け橋となる学生を育成するプロジェクトです」と語った。
 「一つの山を登った」。挨拶に立った川村園長は、新校舎竣工をそう例えた。これからは、「何を求めれば人類の幸せがあるかを見つけるため、下に下に自分の内面をのぞくことだ」と述べ、決意を新たにした。
 さらに、「子供たちは温かい愛情や繊細な愛情を持って、生きています。環境が悪ければ伸び悩んでしまう」と続け、多くの人の支援で建設された新校舎を大切に使用していくことを誓った。
 建築費七千万円を協力した倫理研究所の丸山敏秋理事長は「一人一人の人間の力は微々たるもの。多くの人の協力があって、校舎の建設が実現した。日伯友好に大きな貢献をするようがんばってもらいたい」と激励。富士山を描いた絵画をプレゼントした。
 玉川学園大学から、IBM社のコンピューター十九台が贈られた。
 姉妹校の千葉県小櫃市立小・中学校を代表して、仲野副会長が「幾多の困難がを乗り越えて校舎が完成、雲の上を歩いているような本当の夢のようです」と喜び、市長らの祝辞を代読した。
 このほか、石田総領事、野村元下議、石井学部長、東住職が壇上で祝福した。最後に、生徒や父兄らが合唱、カポエイラ、YOSAKOIソーランなどを披露し、式典に花を添えた。

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