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東西南北

ニッケイ新聞 2012年9月19日付け

 17日のサンパウロ市中央部ファヴェーラ・ド・モイーニョの火災は、女装者カップルによる痴話げんかが原因だった。調べによると、エリエッチの嫉妬が原因でダミオンと口論となり、興奮したエリエッチが相方の服に火をつけたうえにガスボンベで火の手を拡大させたという。これでダミオンは死亡し、80世帯を焼き払った。嫉妬がこんなことになろうとは。
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 2012〜13農年において、ブラジルの大豆の輸出量は米国を抜いて第1位となる見込みだと発表された。これは米国での大豆の生産が大きく下落し、前農年の輸出量の30%近く輸出量が下がったことと、ブラジルの輸出量が25%ほど上昇したことによるもの。また、これに伴い、ヌカの輸出量でも1位になるという。現在、ブラジルは強い乾燥に見舞われているが、関係者によると、10月中旬までは雨が降らなくても影響はないという。
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 サッカーブラジル代表(セレソン)はきょう19日にゴイアス州ゴイアニアでアルゼンチンとの親善試合第1戦に臨む。マノ監督は18日、02年W杯優勝監督のフェリポン監督が成績不振でパルメイラスを更迭されたことについて「〃自分も首になるのでは〃というプレッシャーはない。正しいことをやっている」と答えた。南アフリカ戦で浴びた批判を見返すような試合を期待したい。

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