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神田大民さん、初七日法要=約50人が別れ惜しむ

ニッケイ新聞 2012年10月3日付け

 先月24日に亡くなった元本紙社会部長の神田大民さん(戒名・大刊恒民信士)の初七日法要が1日夜、リベルダーデ区の佛心寺で行なわれた。
 読経のなか、焼香が行なわれ、日系団体関係者や友人ら約50人が故人の遺徳を偲んだ。
 挨拶に立った妻・恭子さん(81)は「長くコロニア新聞に携わってきたことを誇りに思っていた。退社後も、移民百年史の編纂などを手伝い、若い人との出会いを楽しそうに語っていた」と涙ながらに話した。
 神田さんをパウリスタ新聞時代から知る天野武さん(山梨、79)は「会社を訪れると、本当に良く対応してくれる温厚で物静かな方。早くなくなってしまったのは残念でならない。ゆっくりと休んでほしい」と別れを惜しんでいた。

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