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レジストロで灯篭流し=来月1、2日、盆踊りも

ニッケイ新聞 2012年10月10日付け

 お盆の風物詩で、今年で58回目を迎える「レジストロ灯篭流し」が11月1、2の両日に行なわれる。今年は2日間で約2万人の来場者を見込んでおり、2500基の灯篭が川面を流れる。
 日蓮宗の僧侶・石本恵明さんが水難者追悼供養で7基の灯篭を流したことから始まる。以来毎年行われ、現在は同市最大の行事の一つだ。
 1日は午後6時半からレジストロ文協の和太鼓の演奏など余興があり、2日は午前10時から奉納相撲大会、午後6時から日蓮宗、カトリック教会、生長の家など複数の宗教団体による合同追悼法要、午後7時から灯篭を流す。
 灯篭は、身体障害者訓練施設、貧困者救済施設の子供達の協力で作られており、15レアルで販売する。
 1日午前9時から無縁仏への供養がサウダーデ墓地で、2日午前9時から国道116号線の交通事故犠牲者への追悼法要がそれぞれ行なわれる。また、2日間を通じて盆踊りも行われる予定で、レジストロ文協の金子国栄会長は「先祖の慰霊の弔い、世界平和への祈願が目的。皆に盆踊りを踊ってもらいたい」と呼びかけている。
 場所は、Rua Miguel Aby-Azar。主催はレジストロ文協、レジストロ市役所、ブラジル日蓮宗、レジストロ・ベースボール・クラブの4団体。問い合わせは同文協(電話=13・3822・4144、同3822・2865、HP=www.bunkyoregistro.com.br)まで。

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