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鳥取県人会=「母県との交流が最重要」=県議長ら迎え60周年祝う=前日に友好の森植樹式も

ニッケイ新聞 2012年11月20日付け

 ブラジル鳥取県人会(本橋幹久会長)の創立60周年を記念した式典と祝賀会が、18日午前10時から鳥取交流センターで盛大に行われた。鳥取県からは伊藤美都夫県議会議長、藤井喜臣副知事、野坂康夫・米子市長など県、県議会、鳥取市、米子市の公式訪問団、民間訪問団を合わせて27人の慶祝団が来伯したほか、福嶌教輝在聖総領事、各県人会代表なども出席し、集まった約350人が節目の年を祝った。

 県人会は1952年4月、鳥取市で市街の8割が焼失する大火災に見舞われた折、当地の県人が募金活動を始めたことがきっかけで発足した。
 現在は約300家族の会員がおり、1995年11月に落成した鳥取交流センターでは、県の伝統芸能「鳥取しゃんしゃん傘踊り」「銭太鼓」や日本語学校など数多くのカルチャー教室が開かれるなど活発に活動が行われているほか、県費留学生や技術研修生の派遣、ミランドーポリスの第二アリアンサ鳥取村には県から日本語教諭が派遣されるなど母県との交流も続けられている。
 本橋会長は式辞で、県人会活動における最重要事項を母県との交流と位置づけ「今後も県との絆を大切にしながら成長したい」と決意表明した。
 続いて4年前に来伯し55周年式典に出席した平井伸治知事のビデオメッセージが流され、その中で知事は今後の県と県人会の交流活発化に期待するとともに、今日の日系社会のブラジルへの発信力を称えた。
 また伊藤議長は、「県議会としても交流を深める努力をし、日本一人口が少ないが住みやすい、活力と魅力ある県にしていきたい」と挨拶し、藤井副知事は自身も県人会創立と同じ年に生まれたため感慨深いとのべ、県の伝統芸能や郷土食の一層の普及に期待した。
 野坂康夫・米子市長に続いて深澤義彦・鳥取市副市長も祝辞をのべ、鳥取・ブラジル交流団体連絡協議会会長の挨拶を、民間訪問団団長の石谷雅文さんが代読した。
 その後、60周年記念事業の「サンパウロ・鳥取友好の森」植樹プロジェクトが紹介された。元聖州環境局森林院総裁で第一副会長の山添源二氏の発案で行われたもので、式典に先立ち17日、記念セレモニーが行われている。
 続いて県から加藤恵久前会長、佐々木陽明さんに特別功労賞、10人に功労賞、末永加藤八重子さん、江川加藤千賀子さんの2人に高齢者の表彰が行われた。代表して謝辞をのべた加藤さんは県からの訪問団来伯に「本当に嬉しい」と繰り返しのべ、「県人会が頑張っていることを伝えてほしい」と語った。
 最後に鳥取県民歌「わきあがる力」を来場者一同で斉唱し、ケーキカットと鏡割りが行われ、賑やかな昼食、アトラクションへと移った。
 またその他、県からの支援金を受けセンターの防災設備も完成しており、そのお披露目も行われた。

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