ホーム | 日系社会ニュース | 聖南西連盟=新たな定款登録、運用へ=サルト文協が新たに加盟

聖南西連盟=新たな定款登録、運用へ=サルト文協が新たに加盟

ニッケイ新聞 2012年12月14日付け

 聖南西文化体育連盟(UCES、傘下26団体、山村敏明会長)は8日、ピエダーデ文協会館で第3回定例会議と忘年会を開き、傘下文協の役員ら約50人が出席した。
 最初にピエダーデ文協の石原哲朗会長が挨拶したあと、10月7日に亡くなったピラール・ド・スールの上芝原実夫さんに対して黙祷を捧げた。
 日ポ両語で前回の議事録が読み上げられた後、事務局からは、新たな定款が登録され今年から運用されることが報告された。同時に各文協にも周知するため、日ポ両語で配布されることも決まった。来年、理事会選挙はなく、山村会長以下現役員が引き続き運営する。
 議題ではまず、サルト日伯文化協会の加入について検討された。出席した寺坂クラウジオ会長があいさつして加盟したい意図を説明し、満場一致で承認された。
 1月18〜20日にレジストロで行われる「第63回全伯日系卓球選手権大会」について、地元の運営委員会から開催期間中に必要な食材提供や、パンフレットへの広告掲載などが呼びかけられた。
 大会にはサンパウロ州各地をはじめパラナ、バイーア、ゴイアス、麻、南麻、リオ、ロンドニア、サンタカタリーナ、南大河各州から選手が集結し、幼年、青年、成人など各カテゴリー別に試合が繰り広げられる。
 続いて、今年5月の定例会議で設立が決定した資産家・天野鉄人氏の提案による「100万レ基金」について、山村会長は積立金未納の文協に対し、1年目の分を来年3月までに支払うよう呼びかけた。
 その他、各部や文協から来年度の行事予定が発表され、調整のうえ決定した。主な行事の一部は次のとおり(カッコ内は開催地)。3月9、10日=ぶどう祭り(ピラール・ド・スール)、6月8、9日=日本祭り(オザスコ)、同月9日=ピラール・ド・スール文協創立60周年式典、8月17、18日=日本祭り(サルト)、10月19、20日=盆踊りと灯篭流し(ソロカーバ)、同月25日=ポリチコとの親睦夕食会(ソロカーバ)。
 来年の新年会をかねた総会は、1月26日にレジストロで開催される。

image_print