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「三重とブラジルつなげたい」=企業と地域の活性めざし=県人移住の百周年を機に=NPO愛伝舎が企画

ニッケイ新聞 2013年2月19日

 【三重県鈴鹿市発】三重県鈴鹿市を拠点に、地域の外国人の生活を支援するNPO法人愛伝舎(坂本久海子代表)が、同県人移住百周年、同県とサンパウロ州が姉妹提携を結んで40周年を迎える今年、「ブラジルビジネスの推進と社会づくり」を目指した企業との連携プロジェクト「MIEBRAS」を実施する。

 当地の県系日系人とのつながりを活用し、県の協力を得て地元企業のブラジルでの市場開拓をサポートすることで、地域産業の活性化と地域社会づくりに貢献させることが目的。三重県で生産される商品をブラジルに売り込み、得られた収益の一部を外国人の地域社会参画支援(教育支援、人材育成)に用いるというものだ。
 「W杯と五輪で、ブラジルには世界中から観光客が集まるし、そこで三重県の商品が広まるかもしれない。そのために、今年から地元企業がブラジルに行きやすい環境を作っておきたい」と坂本さんは意気込む。
 昨年、既に県内の企業や県会議員ら一行とともに日本祭りへ参加した経験から、「日本の化粧品への信頼も高い。サンパウロで世界中の人が日本のものに出会う機会になるのでは」と期待をあらわにする。
 プロジェクトは昨年12月に発足。県連の日本祭りへの参加やセミナー開催など、年間を通じて三重とブラジルでさまざまなイベントが予定されており、百周年式典が開かれる8月は県知事がサンパウロ市を訪問し、総領事公邸での物産展の開催などが企画されている。
 プロジェクトには既に日本酒、化粧品メーカーなどが複数の地元企業が協賛を表明している。「清水清三郎商店」(鈴鹿市)の商品はリベルダーデの「アデガ・デ・サケ」へ向け既に出荷されており、同県の伝統産業「伊勢型紙」もブラジルへ売り込む計画が進められているという。

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