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東西南北

ニッケイ新聞 2013年2月23日

 「社会主義にとってのバイブル」というべき存在であるマルクスの「資本論」の最新翻訳版がブラジルで発売されるにあたり、ブラジル5都市でこの3月、「資本論」を理解するためのセミナーが開かれる。サンパウロ市では西部SESCピニェイロスで5〜15日に開催。近年は、自由経済主義者の学者の中でも「現代の資本主義経済の理解は『資本論』抜きには不可能」と見る傾向が強くなっている。
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 教育省は大学の学部開設に関する基準を見直し、法学部の急増傾向に歯止めをかける意向だ。国内の法学部の数は2001年の505が2011年には1120と10年間で121・8%増加。在籍者は72万2800人で、ブラジルの学部の中では最高の数となっている。学部急増で憂慮されるのは、教員不足などで教育環境の確保が困難となり、学生や教育の質が低下すること。国民としても「法の専門家」におざなりな教育はしてほしくないが。
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 21日夜8時頃、大サンパウロ市圏カラピクイーバで、計6人が車に乗った2人組に銃撃される事件が起きた。最初に撃たれた2人はバールにいたところを狙われ、男性1人が死亡した。2人組はその後、ヴェヌス通りの歩道にいた4人に発砲。被害者の1人は、同じく銃弾を受けた人物が抱いていた1歳の乳児だった。被害者たちは病院に運ばれて手当てを受けている。

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