ホーム | 日系社会ニュース | 芭蕉祭献詠俳句=伯国から21句が入賞

芭蕉祭献詠俳句=伯国から21句が入賞

ニッケイ新聞 2013年3月8日

 芭蕉翁の遺徳を偲び、伊賀市の芭蕉翁顕彰会が実施した『平成24年度芭蕉祭献詠俳句』の入賞結果が、このほど発表された。
 「一般・テーマの部」の応募総数12740句のうちブラジルからの応募は444句で、21句が入賞した。入賞作品は次の通り。
【一般の部 特選】
◎金子兜太選
天職を全うせしと種を蒔く(今野千枝子)
◎西村和子選
あの頃の面影もなく日焼妻(長田美奈子)
◎星野椿選
コスモスの句碑は悠久立子の忌(二見智佐子)
【一般の部 入選】
◎有馬朗人選
移民妻古里偲びちゃんちゃんこ(佐古田町子)
外国に昔ながらの寒の灸(伊津野静)
◎稲畑汀子選
十階の窓にとどめて秋夕焼(佐藤美恵子)
◎鍵和田柚子選
炎天下見失いそうな余生くる(下小薗蓉子)
◎金子兜太選
鳳眼に蝶を映して鰐陸に(佐藤孝子)
アマゾンの浮家屋に住み砧打つ(香山和栄)
◎倉田紘文選
老妻に日本祭の浴衣買ふ(三原芥)
文面に隠せし苦労虎落笛(鈴木文子)
虫干や十指に余るパスポート(武田知子)
◎長谷川櫂選
半世紀振りの桜をふる里で(新井知里)
雁や鎮西八郎祀る山(伊津野朝民)
アマゾンに嫁ぎて鰐の味知らず(佐藤孝子)
半世紀花嫁移民も木の葉髪(富岡絹子)
◎星野椿選
開拓の香に炊き上げるむかご飯(百合由美子)
親の夢継ぐてふ二世鍬始(菊池信子)
◎宮田正和選
三日月に夜鳥の行き来はげしけり(吉田夏絵)
【テーマの部 入選】
◎片山由美子選
耕してアマゾンの水うまきかな(山岡宏子)
水溜りあちこち残し雨季明くる(吉田夏絵)

image_print

こちらの記事もどうぞ