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東西南北

ニッケイ新聞 2013年4月2日

 3連休の最終日の3月31日、サンパウロ市郊外の道路は旅行に出かけていた人たちの帰宅ラッシュで大混雑。最も渋滞が長かったのはブラガンサ・パウリスタからアチバイアにかけてのフェルナン・ジアス高速道で、午後7時に46キロを記録した。通常1時間で走れるブラガンサ・パウリスタ〜サンパウロ市が1時間30分など、長い行列を体験された方は本当にお疲れさま。
     ◎
 3月31日付エスタード紙が、45年前の1968年にジョゼ・ヴィンセンテ・ファリア・リマサンパウロ市市長に提出された地下鉄360キロの建設予定図を掲載した。公社発足は同年4月23日で、現在の路線は74・5キロ。構想外だった5号線の設置で全長は予定より8・3キロほど延びたものの、75駅建設予定の駅は、45年経っても67駅しかない。特に4号線は26駅が予定されていたのに、現在までわずか6駅。構想に追いつくのはいつになるか。
     ◎  3月29〜31日に行われたロック・フェスティバル、「ロラパルーザ」には国内のバンドや歌手も出演したが、国内組がステージで最も話題にしたのは下院人権委員長のマルコ・フェリシアーノ氏。2日目にはラップ歌手のクリオロ、3日目にはバンドのプラネット・ヘンプがそれぞれ、ステージから観客に向け「フォーラ(辞めろ)、フェリシアーノ」と煽っていた。
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