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東西南北

ニッケイ新聞 2013年4月10日

 8日に死去した、20世紀の女性政治指導者の代表的存在でもあるサッチャー元英国首相に対し、ジウマ大統領は政府の広報を通じ「非常に悲しんでいる」との声明を発表した。一方、アルゼンチンのクリスチーナ大統領は沈黙のまま。サッチャー氏は1982年のマルビナス戦争当時の英国首相。同大統領はマルビナス諸島奪還を熱望していることでも有名だ。
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 8日午後5時40分頃、聖州ABC地区のサンベルナルド中心部にあるホテル「パーク・プラザ」で火災があった。出火場所は5階部分だが、7階でも火の手があがったという。幸い死亡者は出なかったが、4人の従業員が一酸化炭素中毒を起こした。事故当日は47人の宿泊者がいたが、煙をかいくぐって逃げた客の一人は「南大河州でのナイトクラブ火災の犠牲者のように自分も死ぬかと思った」と語っている。警察は放火の可能性も含めて、出火原因を調査するという。
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 聖市地下鉄で昨年中の強盗犯罪が一番多かったのは、1号線と2号線の走る南部のパライゾ駅であることが判明。確率は利用者100万人につき0・48人。以下、3号線のアニャンガバウー駅、同駅の隣の駅で3号線と4号線の走るレプブリカ駅が続いている。また、窃盗事件発生数の1位は、3号線の西側の終点であるパルメイラス/バラ・フンダ駅だった。

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