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大耳小耳


ニッケイ新聞 2013年4月16日

 ラーモス移住地に詳しい麗澤大学の丸山康則名誉教授は、50周年を記念した刊行物の手伝いを申し出ており、昨年も同地を訪ね、4冊目となる日本移民に関する著作の取材を兼ねて数カ月滞在した。現地の山本和憲さんが編集委員長となって作業が進められており、10年前の『40年の歩み』の姉妹編的なものになる予定だとか。数人が手分けして執筆し、300頁以上のものになるという。リンゴのサンジョアキン同様、「梨のラーモス」は日本移民農業史の重要な点だ。半世紀の大きな節目だけに、しっかりとした歴史を残して欲しいところ。
     ◎
 先週末、文協古本市に出向いた。2、4、6、10レアルと値段ごとに整理されたコーナーで掘り出し物を物色。各コーナーで選んだ本は帰り際、清算後に受け取るシステムだ。さすがブラジル、徹底していると思いきや、各テーブルの行き来は自由。本には印がないので誤魔化すこともできる。日本人の正直さをベースにしたこのシステム、なかなか日系らしい? とはいえ、万引き防止のため荷物は預けさせられたわけだが…。

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