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 俳誌『蜂鳥』第334号が12月に刊行された。《花コーヒー移民哀史も遠くなり》(山根敦枝)は移民109年目らしい作品か。《夫植ゑて夫が好みしマンガ熟る》(三宅昭子)はマンガの本場・トメアスー移住地在住者らしい句か。《大掃除本棚払い立読みす》(高橋紫葉)も年の瀬に繰り返される心和む光景。エッセイ欄も充実。「俳句と日本人 労働観」(五味国夫)には、日本人は働かないで食うことに引け目を感じる。その一方、『聖書』創世記第3章にはエデンの園で禁断の果実を食べたアダムとイブは神の罰を受け、《神に背いた人間に原罪として、額に汗してパンを稼ぐ労働の罰が与えられた》から、《一神教の人々はみな仕方なくいやいやながら働く》との興味深い説を展開。俳誌もなかなか奥が深い。

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