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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2013年5月4日

 日本はゴールデン・ウイークで4月29日の「昭和の日」から始まる連休が続く。安倍首相のロシアや中近東に始まり、麻生副総理ら多くの閣僚も外遊し、北方領土や経済交渉など多くの外交問題に取り組んでいる。国家の運営も昔とは違い2国間協定やTPPのような太平洋国家の結びつきも必要になっている。これまでのような「内向きの政治」だけでは、もう国が滅びてしまうの危うさが強まり、全閣僚が外交の表舞台に出るような時代になった▼そして—きょう5月3日は「憲法記念日」。東京では例年の如く護憲派がデモと集会を開き「憲法を守れ」のシュプレヒコールがこだましたようだが、大手の新聞や通信社の調査では、国民の多数が「改憲派」になっているのは、ご承知の通りである。あの護憲派の共産党も現行憲法の国会審議で第9条が戦争を放棄したのは認めがたいと「反対」の論陣を張ったの記録もあるそうだ▼と、「憲法記念日」になると、改憲いや護憲と騒がしくなるけれども、安倍首相は、96条の「衆参議員の3分の2以上の賛成が必要」を「2分の1以上」に改正し国民に発議すると主張している、自民党は綱領に改憲を掲げているし、維新の会も改憲に賛成している▼これで国会議員の3分の2を確保しており参院選後にも憲法改正の議論が本格化する公算が強い。第9条や国家元首の問題もあり改憲には時間が掛かるだろうけれども、憲法の見直しが迫られているのは否定できない。(遯)

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