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大耳小耳

ニッケイ新聞 2013年5月24日

 明朗快活で、話し振りも自信に溢れたTryfundsの丹野裕介社長。元水泳の選手で、高校時代には全国大会にも出場したスイマーだった。早稲田大学卒業後に入社した大手人材教育系企業でも、業務実績などの評価によって与えられる社内賞を総なめする活躍を見せたとか。ブラジルを舞台として活躍する若者に、ほぼ同世代の耳子も刺激を受けるばかり。
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 五線譜を使って演奏できる琴を独自に製作し、演奏活動をする滋賀県長浜市の内藤方于さんが本日来伯し、この週末にワークショップと公演を行う予定だ。23日付け京都新聞でも紹介されている。内藤さんは、この琴の教室を開いて長浜市内に住むブラジル人の子どもたちに琴を教えたり、毎年3月に開く定期演奏会でブラジルなど南米の演奏者と協演するなどしているそうだ。「琴でボサノバを演奏するのは難しいが、すごく美しい響きになる。日本とブラジルが融合した音で両国をつなげたい」と意気込みは十分。
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 仏心寺婦人部が5日に行った「第21回慈善バザー」。記者が取材し、その好評ぶりを本紙でもお伝えした。先日、斉藤明子婦人部長が編集部に送った日ポ両語の丁寧な礼状を落手した。ボランティアの皆さんに感謝の言葉を述べる内容で、こうした気持ちは手伝っている人にも伝わっていることだろう。新聞社にはイベント告知の来社は多いが、その報告となるとほぼなく、こうした礼状は皆無に等しい。助け合い支えあいのイベントだけに、こうした心遣いとイベントが長く続くことを祈りたい。

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