ホーム | 日系社会ニュース | 篠笛、薩摩琵琶の響きを=公演でサ・クルス病院を支援

篠笛、薩摩琵琶の響きを=公演でサ・クルス病院を支援

ニッケイ新聞 2013年8月9日

 日本の篠笛奏者・福原一閒、薩摩琵琶演奏家の大野友梨子さんによるコンサートが19日午後8時から、サンパウロ市議会貴賓室(Viaduto Jacarei, 100)で開かれる。サンタクルス病院(石川レナト理事長)のためのチャリティーショーで、入場料200レアル。
 同病院の二宮正人評議員会長が訪日した際、出演を交渉したことで実現した。
 大野さんは2008年の日仏交流150周年祭や、オーストリアでの国連イベントでも演奏経験のある薩摩琵琶の専門家。福原さんも国内外で数多くの演奏活動を行うほか、1998年の日本移民90周年などで来伯し、サンパウロ市など数カ所で公演している。
 案内のため来社した同病院の藤村ゆり、マリアンジェラ・レアル、畑中ミリアンさんは「日本の伝統芸能の分野で高名な方たちが病院のために動いてくれることは本当に有難い。滅多にない貴重な機会なのでぜひ」と来場を呼びかけた。
 チケットの購入、問い合わせは藤村(11・5080・2045)、畑中さん(11・99619・2494)まで。

image_print