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「木造建築の技術見て」=日本館、お色直し完了

ニッケイ新聞 2013年11月15日

 ブラジル日本文化福祉協会の日本館運営委員会(太田レオ委員長)は25日、イビラプエラ公園内の日本館修復完了にあたり、プラッカ除幕式を行った。聖市緑化・環境局のリカルド・テイシェイラ局長(当時)、在サンパウロ日本国総領事館の佐野浩明首席領事、ブラジル日本文化福祉協会の呉屋晴美副会長などが式典に出席した。
 同館はシロアリ駆除と修復工事のため休館していたが、株式会社「中島工務店」(本社・岐阜県中津川市)の代表である中島紀于氏の好意により修復作業が完了。約1年半を経て再開する運びとなった。
 在聖総領事館の佐野首席領事は「日系社会、日伯統合のシンボル。今後も維持されることを望む」とあいさつ。文協の呉屋副会長は「来年の建設60周年を見据え、日伯交流の場として、民謡、お茶会、尺八などのイベントを開催したい」と述べた。
 聖市緑化・環境局のテイシェイラ局長は「ハダジ市長は公園内をランニングし、休館中の日本館を心配していた。再開にあたり彼も喜んでいる」と明かし、「市の文化的建築物としても、観光面にもおいても大変重要」と述べた。
 式典を終え、同館運営委員会の伊藤誠施副委員長は「60年前当時の状況を鑑みて、日本館が建設されたのは大変名誉なこと。世界でも稀な例で、さらにこれだけの長い期間、木造建築を維持できるのは日本の技術があってのこと」と、誇らしく振り返った。
 なお、一般に公開されるのは水・土・日・祝日の、午前10時から12時と午後1時から5時まで。入場料は大人6レアル、学生3レ(高齢者また5歳以下は入場無料)となっている。

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