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東西南北

ニッケイ新聞 2013年12月3日

 1990年にエイズで32歳の若さで逝去した国民的ロックスター、カズーザをコンピューターの技術でそっくりに甦らせた特別コンサートが11月30日、サンパウロ市北部ジュヴェントゥーデ公園で行なわれた。この企画には、今は亡きカズーザを一目見ようと多くのファンがつめかけた。中にはバイーア州からはるばる訪れた子供時代からのファンも存在し、「ここに来る前に〃あれは本物じゃない〃と言ってくる人もいたけど、ものすごく感動した」と語っていた。また、この日、カズーザの父でレコード会社「ソン・リーヴレ」代表のジョアン・アラウージョさんが心不全のためリオで亡くなっている。
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 大サンパウロ市圏サントアンドレのサビーナ科学公園で保護されているペンギン「モナリザ」と「カプチーノ」が卵を産み、新しいペンギンの誕生を待っている。出産予定日はクリスマス・イヴだという。この2羽は群れから離れてブラジルに流れ着いたペンギンで、自然界に戻れなかったペンギンがこうして新しい環境に適応して生きていると思うとと関係者の感慨もひとしおだ。同園ではさらに七つの卵が孵る予定だという。
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 11月29日夕方頃、サンパウロ市南部ジャバクアラで5106—10号線と5091—10号線の2台のバスが3人の強盗団に襲われた。乗客のひとりは非番だったサンベルナルド・ド・カンポの市警備隊員で、社内では銃撃戦が交わされ、強盗のうちの1人が死亡した。乗客に怪我はなく、警備員も負傷はしたが無事だった。残る犯人2人は逃走中。バスで強盗被害を受けた人は19人だった。

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