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ニッケイ新聞 2013年12月10日

 今年10月に兵庫県加古川市で行われたパラナ州マリンガ市との姉妹提携40周年記念式典の歓迎夕食会で、山城カミーラさんの歌も披露された。その時に、弊紙東京支社長代理の取材に対し、母が川中美幸のファンで、娘に「美幸」と付けたと明かしたという。ちなみに姉の名は「明菜」。父がファンだった中森明菜からきている。山城さんは、なんと川中美幸本人とNHKの番組ですでに競演しており、名前の由来となったことを告げると、「じゃあなたは『川中カミーラ美幸』ね」と笑って返してくれたそう。明るい性格の彼女が成功して凱旋帰国する日を願うばかり。来日4年目を経て待望のデビューを果たし、今年の4月には2枚目のシングル「海猫節」が発売された。演歌好きも、そうでない人も、ぜひ聞いてみては。
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 文協美術委員会が主催している「児童絵画教室」は、実は戦前1935年の聖美会の誕生とともにはじまった。現在まで続くという意味で、コロニア最古の一つといえる文化活動のようだ。戦時中は継続ができず、何年か活動を停止していたものの、戦後再開し、文協ができたのちに美術委員会に引き継がれ、51回目を迎える。情操を養うことは豊かな人間形成において非常に大切だとの考えから、せめて日系社会の子どもたちには、人間のもつ感性の体験をさせたいとの思いで続いている。当地の公立学校では体育や美術の授業がないだけに、教育に熱心だった先人の想いが込められた事業といえる。

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