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「力合わせてW杯代表応援を」=新年祝賀会で5団体が誓う=日伯交流の契機となる年に

ニッケイ新聞 2014年1月3日
援協・菊地会長(右)の乾杯で新年を祝う一同

援協・菊地会長(右)の乾杯で新年を祝う一同

新年祝賀会が聖市の文協ビルで1日午前に行われ、200人以上が集まってお正月を祝った。ブラジル日本文化福祉協会、援協、県連、商議所、日伯文化連盟などの共催5団体代表のほか、JICAブラジル事務所、国際交流基金サンパウロ日本文化センターなど多くの来賓が出席した。サッカーW杯で多数の日本人が来伯することが予想され、共に手を取合って日伯交流の機会にすることが誓われた。

文協コーラス部の先導により日伯両国歌斉唱の後、木多喜八郎文協会長が祝辞を述べた。「W杯もあり観光、視察も兼ねてご来伯される方も多いでしょう。新しい日伯の交流親密化に大いに期待しております。変動の多い年となるでしょうが今年も一年、力を合わせてがんばりましょう」とこぶしを握った。

福嶌教輝総領事は「日系社会成功の影には幾多の困難と苦難があり、それらを乗り越えてきた皆さまには、尊敬の念を禁じえません」と述べ、W杯ブラジル大会開催にも触れて「我々はブラジル代表の大躍進を願い、ブラジルの皆さまからは日本チームの決勝トーナメント進出を応援していただきたい。世界中から益々注目を浴びるブラジルと、経済回復をみせる日本の交流が進化するよう、総領事館としても日系社会との関係を一層強固なものとし、今まで以上にオールジャパンで活動していく所存です」と力強く語った。

園田昭憲県連会長による万歳三唱、コーラス部先導による「一月一日」の合唱で式典を締めくくり、大サロンに会場を移して祝賀パーティーが催された。

毎年参加するという下田和子さん(75、愛知)は「大晦日の餅つき大会も行きました。日本と変わりない雰囲気を味わえてうれしい」と笑顔を見せた。子供移民ゆえに「大昔は日本のものは何もなかったけど、今は多くのものが手に入る。でも日本へ帰った人も多くいて、中国人が売っていたりするけど」と感慨深げに語った。

斉藤尋子さん(89、東京)は娘の藤川静枝さん(58、二世)と来席。「娘や友達にも会える良い機会になっています」と話し、「こういう席に参加して、日本の正月の雰囲気を忘れないようにしないと」と笑いを誘った。静枝さんは静岡へデカセギ中で2年に1回のペースで帰伯しており、「日本の寒い正月より、〃暑い正月〃の方が好きです」と当地での年明けを喜んだ。

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