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松江・サンパウロ市が子ども絵画交流=島根県人会で21日から展示

ニッケイ新聞 2014年2月14日
足立会長

足立会長

ブラジル島根県人会(足立操会長)が母県とサンパウロ市の架け橋となり、小学生らによる絵画交流を始めている。

21日から三日間、同県人会(Rua das Rosas, 86, Praca da Arvore)で松江市立母衣小学校の子どもたちによる絵画60点を展示。サンパウロ市からはマリア・シントラ小学校など3校の子どもが描いた絵画約60点が母県に送られ、現在松江市内の小学校で巡回展示中だ。

案内のため来社した足立会長によれば、サンパウロ市教育局に勤めている石川セルジオ第3副会長の発案。石川さんは一昨年、JICA研修制度で訪日し、「日本の学校や自然のきれいさにショックを受けた」という。両国の友好を兼ね、ブラジルの子供たちに環境意識を植え付けることを目的に、環境をテーマに絵画展実施の運びとなった。1年半前から企画を進め、母県の補助金も得た。

オープニングは初日午後8時、二日目以降は午前9時~午後5時まで。来場した子ども用にお絵かきスペースも設けられ、島根の子どもらに宛てた手紙を書くこともできる。

問い合わせは同県人会(11・5071・0082)まで。

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