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■ひとマチ点描■新調ハッピで賑やかに餅つき

 「搗き立ての餅が食べたくて来ました」。サンパウロ市の新潟県人会(朝妻エレナ秀子会長)では4月26日、そんな声が終日次々に聞かれた。2、3カ月に一度、運営費集めに行われている「餅つきフェイジョアーダ会」の一場面だ。朝妻会長も「30人ぐらい手伝いに来てくれているみなさんのおかげ」と感謝する。
 もう一つの看板料理フェイジョアーダは、南雲良治元会長が「今朝3時に起きて90人分煮込んだよ」という逸品。近くに住む小田久馬さん(85、山口)は「日本人好みの味で楽しみ。もう4回目かな」という。
 当日は、新潟県の泉田裕彦知事一行が昨年来伯した時に県人会から依頼したハッピ50着が年末に到着しており、県旗と同じ赤色の新調ハッピが今回お披露目された。次回開催日は未定だが、7月の日本祭りでも笹団子や白餅を出す予定。(深)

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