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斉藤空軍大将との再会も=6年前の返礼兼ね、親交深める

 斉藤準一空軍大将と柴田アゴスチーニョ空軍少将、陸軍士官学校卒業生の田中信・元商議所会頭、元皇族の多羅間俊彦氏らと講演の前日、夕食会で親交を深めた。
 2008年に斉藤氏が「日本人ブラジル移住100周年記念行事」で防衛省を表敬訪問した際、航空幕僚長だった田母神氏から日本刀を贈られるなどの歓待を受け、返礼にと企画されたもの。
 田中氏の乾杯の音頭で夕食会は始まり、田母神氏は斉藤氏と共に国際情勢や世界経済についても話し合った。
 「6年前に暖かくお迎えして頂いたことに対する感謝」と両氏から「勇気」と「名誉」を象徴する士官用の軍刀が贈られた。田母神氏からも枯山水の掛け軸と卓上用屏風が贈られ親交を深めた。
 田母神氏は「私は野に下ってしまったが、現役の斉藤さんに会えて嬉しい」と再会を喜んだ。
 斉藤、柴田両氏の家族も参加し、ブラジル日本会議の小森広名誉理事長は「家族的な雰囲気に包まれた非常に和やかだった」と振り返った。

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