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オーリャ!

 「サヨナラー!」。悪びれもせずコロンビア人にこう言われ、頭に来た。6月24日のクイアバでの日本対コロンビア戦を観に行った時のことだ。
 普段なら片言の日本語を叫ばれても冗談だと気にも留めないが、日本代表敗退が決まった直後だっただけに、この無神経な言葉には引っかかり、ムッとさせられた。
 会場付近はコロンビア人の喜びの嵐で、明らかに我が物顔で調子を上げていた。もし日本が勝っていてコロンビア人に「アディオス!」と茶化したら暴動になりそうだが、日本人だとそうならない何かがある。
 当地のサッカー観戦では負けたら暴れるぐらいが主流かもしれないが、日本人生来の行儀のよさは、どこかそれにそぐわない。そんな時、日本人だからこそ怒るべきなのか、黙っておいたほうがいいのか―。何年住んでもとっさの判断は難しい。(詩)

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