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日語センター=ふれあい日本の旅出発式=40人、各々の抱負を胸に

 ブラジル日本語センター(板垣勝秀理事長)が先月30日午後、15歳前後の日本語学習者に向けて実施する『第5回ふれあい日本の旅』の出発式を行なった。40人が参加し、26日間かけて札幌の時計台、広島の原爆ドーム、鹿児島の桜島、別府の温泉、大阪の心斎橋商店街、東京ディズニーランドなどを訪れている。
 団長の志村マルガレッチさんは、「間違いを恐れないで日本語を使ってほしい。集団行動する機会も多いので協調性を学んで」と期待した。
 張木ビクトルさん(16、三世)は、「4年前に家族と祖父母の故郷を訪ねたが、その時は日本人と話す機会が乏しかった。今回は積極的に話したい」と抱負を語った。
 横山愉佳利さん(16、三世)は10年ほど日語学習にいそしむが、「会話はまあまあできるけど、やっぱり漢字の読み書きは難しい」。楽しみは「観光や買い物。祖父のふるさとである熊本に行くこと」と笑顔で話した。
 内山宏治さん(16、四世)は「『日本のお菓子はブラジルのものと違って、もっとおいしい』と友達に聞いたから、本国のものをぜひ味わいたい」と食文化に関心を寄せた。
 2度目の訪日となる孫を見送った外山桂子さん(76、高知)は、「若い世代への日本語継承はうれしいわ」と微笑み、「改めて自分の目で日本を見て、しっかり会話もしてくるのよ」と背中を押した。
 同センターの板垣理事長は、「W杯真っ只中のブラジルからの訪日団とあって、注目が高まる中での滞在となる。彼ら自身も〃セレソン〃という自覚を持って活発な交流を願う。規律をもって行動し、好印象を与えてほしい」と親心を見せた。
 05年から続く同制度。10代での日本語離れを避けようと、同センターの日下野良武元副理事長が発足させた。一行は同日午後5時にグアルーリョス空港を発った。

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