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■ひとマチ点描■歓迎会一番乗りは私たち

左から早川さん、永田さん、ナガノ市長

左から早川さん、永田さん、ナガノ市長

 永田敏正さん(74、岐阜)は文協入り口で2日午後2時過ぎ、「一番前に座って、目の前で安倍総理大臣を見たいから午後1時から待っている。応援したいとの気持ちできた」と意気込んだ。サンパウロ市近郊エンブー市から駆けつけた。
 同じ頃、本紙ぷらっさ欄でもおなじみのソロカバ在住の早川量通さんも到着し、さらにサンパウロ市から400キロ、カフェランジア近くのビラジュイー市のナガノ・ジュリアナ市長も来た。「来年は市が100周年なので盛大に祝いたい。できたらその話を首相としたい」と期待している。
 一千人が列を作っているから中華料理店「泰山」辺りまで一杯に。中には「90歳前後の老人を1時間以上立たせたまま待たせるとは、文協はケシカラン。くたびれて路上に座り込んだりしているではないか。敬老精神はないのか!」と怒鳴る人も。
 大講堂の中に入ると「あれ! クーラーが利いている」「座席が新しい」との快適さに、さっきまでの怒りも治まったか、首相の〃前座〃を見事務めた中平マリコさんや平田ジョーの歌に聞き入っていた。(深)

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