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記念プラッカを受け取り、笑顔を見せる石川理事長(中央)
記念プラッカを受け取り、笑顔を見せる石川理事長(中央)

サ・クルス病院=創立75周年の節目祝う=歴史・貢献に数々の賛辞

 日系社会に広く貢献してきたサンタクルス病院(石川レナト理事長)が14日夜、サンパウロ州議会で「創立75周年記念式典」を行なった。出席者らは初期移民の命を救った医療機関の貢献に賞賛を贈ると共に、記念すべき節目を祝った。
 羽藤ジョージサンパウロ州議は、「これまでの歴史は非常に深いもの。私も参加した89年前後の奪還運動への思い入れは強い」と振り返った。
 在聖総領事館の佐野浩明首席領事は、「偉大な歴史を積み上げてきた。8月2日の安倍首相来聖で、随行車両が玉突き事故に遭ったが、早急な処置をして頂き感謝。今後も日伯交流の象徴的施設としてあり続けて」と願った。
 野村アウレリオサンパウロ市議は、「戦後の混乱期など苦しい時代を乗り越えてきた。これからも共に歩んでいきましょう」と力強く協力を誓った。続いて功労者にサンパウロ州から記念プラッカが手渡された。
 石川理事長は関係者らの祝福に笑顔を見せ、「医療機関として、どこにも負けたくない。設備、機材だけでなく、患者に喜ばれるサービスを求めたい。近い将来、日本政府との連携も始まる。日系病院としての責任は大きい」と決意を新たにした。
 20年間勤務する診療医療管理者の藤村ゆりさん(75、二世)も、「日系移民の病苦を救ったという貢献は、何年たっても廃れない。医療技術の発達に遅れをとらず、さらに進化できれば。80年、90年、その先の百年までガッチリ手を組み合っていきたい」と話した。

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