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 首都を初訪問した聖南西区域外研修。訪れたブラジリア日本語モデル校の創設は地元教師会によるもの。普通は文協などの日系団体が日本語学校を創設運営するが、ここは教師会が創立して運営を担当している特徴がある。今年8月に安倍昭恵首相夫人が訪問したことは記憶に新しい。92年に開校して以来、この運営スタイルを貫く背景には、教師主導という独特の経緯があったようだ。
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 同モデル校の学習者のほとんどが非日系成人。もともと日系が多くない地方であり、それに加えて首都だけにエリート官僚本人やその子弟など、日本語や日本文化自体に興味を持つ生徒が多い。生徒数は150人を超え、教師は13人が勤務する。年に何度も研修を行い、教師の指導力向上を図っているという。デカセギ希望者や日系生徒中心の日本語学校に勤務する日語教師にとっては、あまり参考にならない例かも。
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 サンパウロ市では15日から「第15回レストランウィーク」が開催中だ。今回は市内221店舗が参加し、28日まで昼食37・90、夕食49・90レアルと一律価格で特別メニューを提供する。和食系は「新鳥」「秀樹寿司ベラ・ビスタ店」など11店舗が参加。お手ごろ価格で試せるので、グルメ探訪に出かけてみては。詳細はサイト(restaurantweek.com.br)から。オンライン予約も可能となっている。

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