鹿児島県奄美大島出身の移民を研究するために、神奈川大学日本常民文化研究所の松下里織さん(神奈川、39)が25日に来伯した。滞在予定は3週間で、移民史料館や人文研で資料収集し、県人会員を訪ねて聞き取り調査を行う。
歴史民族資料研究学を専門とし、横浜の海外移住資料館でボランティアガイドを6年間務めた。その間に母親の出身地である同島から多くの移民が出ていること知り、興味を持ったという。8月には現地調査も行った。
今回の来伯を予備調査と位置づけ、広範な情報を求めている。松下さんは「奄美大島出身の方、同島移民についてご存知の方は、ぜひご連絡を」と呼びかけた。連絡先は松下さん(shinco302@yahoo.co.jp)まで。
タグ:県人会