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参加者全員で記念写真
参加者全員で記念写真

岩手県人会=親睦旅行でカナネイアへ=日系ホテルで魚介を満喫

 岩手県人会(千田曠曉会長)が14日から16日まで、サンパウロ州カナネイアへ親睦旅行に出かけた。サンベルナルド・ド・カンポ、コチアなど近郊からも集まった参加者43人を乗せたバスが、初日深夜にリベルダーデ広場を出発した。
 海岸沿いの街カナネイアは1531年にポルトガル人のマルチン・アフォンソ・デ・ソウザ率いる遠征部隊が上陸しており、サンビセンチと町創立最古を争う歴史を誇る場所だ。カキの養殖が盛んで、釣り人も多数訪れる港町としても有名だ。
 翌朝午前6時に老舗日系ホテル「コッケイロ」に到着した一行は、遊覧船で景観を楽しんだ。小雨が降る中、カキの養殖場や、背びれを出して泳ぐイルカなどが乗客を楽しませた。
 午後はフェリーでコンプリーダ島へ向かった。海水浴などでリラックスし、ホテルの食事では新鮮な生カキ、白身魚の刺身、魚介類のリゾットなどで空腹を満たした。翌日は自由行動、魚屋でお土産を購入する者、釣りで時間を過ごす者などそれぞれ過ごした。
 千田会長は「参加に感謝。家族のようなひと時を楽しく過ごせた」と充実の表情。モジ在住の菊池達郎さん(86、岩手)、カツエさん(80、福岡)夫妻は初のカナネイアに「海辺の町でのんびり過ごせた。おいしいカキなども味わえて大満足」と満喫した様子で話した。

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