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 アンシェッタ島の記事は先月23日の取材から、掲載までに時間がかかった。というのも、同島はサンパウロ州環境局傘下の森林財団のような組織が管理しているエコロジー公園の一部で、現地で撮影した写真の掲載許諾をもらう必要があったからだ。「掲載する写真をまず送れ」とか「許可申請は島に取材に行く前にしなくてはダメ」から始まり、なんどもEメールでやり取りした末に、なんとか申請書類を書くことになり、最終的にOKに。島のイメージを厳重に管理しようとするのは、オドロオドロシイ歴史となにか関係があるのだろうか?
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 日伯外交樹立120周年を題材に、来年2月のサンパウロ市カーニバルで青森県五所川原市の立佞武多を扱うアギア・デ・オウロ。同チームは日本からも参加者を募っており、旅行代理店JTBがカーニバル参加ツアーを日本で発売中だ。定員40人で同月11日から4泊7日という強行軍日程。機内の移動時間より、1日だけ地上の滞在の方が長い。値段は約40万円だが、最上位の特別リーグに参加して、しかも優勝できるかも?!―と思えば、その価値ありか。
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 当地生まれで愛知県育ちのタレント・アマンダさん(27)が、表参道プレス(東京都)から『アマンダのブラジルが近くなる本』(256頁、690円)を刊行する。サンケイビズが報じた。日本テレビ「ネプ&イモトの世界番付」や「天才! 志村どうぶつ園」などの人気番組にも出演中。「ブラジルを身近に感じてもらいたい」との思いから、文化、食、音楽などを書き綴ったとか。25日から日本全国で発売される。詳細は公式サイトへ(www.amanda.gift)。

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