【パラー州ベレン発】アマゾンらしい極彩色(ごくさいしき)の美しい生け花が発展しそうだ――華道・勅使河原和風会パラー州支部に、この程、初の二世講師が誕生した。昨年末、同会講師の資格試験に挑戦し見事合格を果たした片山アンジェリカ優子さん(35、雅号「峰郷=ほうきょう」)だ。高齢の習い手が多い中、期待の若手でもある片山さんは、「先生 ...
続きを読む »5月 2015の記事一覧
第42回県連故郷巡り=時を遡る―奥パからノロ線へ=第7回=ドラセーナ=「パ線沿線で一番の会館」=ド迫力の清心太鼓の演奏
3月28日夜にはドラセネンセ文化体育協会(ADEC)の会館での交流会に参加した。ドラセーナ市(人口4万5千人)創立が1945年12月で、同会創立は1948年9月だから、町の歴史と同じくらい古い。敷地面積は約1万平米、旧会館は1987年に建てられ、現在の新会館は2007年に改築されたという。建築面積1千平米ほどもありそうな大きな ...
続きを読む »アリアンサ総会=中谷理事長退任、大城氏へ=評議員会長は野村市議に
日伯文化連盟(アリアンサ)が先月17日夜、サンパウロ市ヴェルゲイロ本部で定期総会を行ない、理事長が交代した。11年から2期4年務めた中谷アンセルモ氏が退任し、元警察官の大城ヨキオ氏が引き継ぐこととなった。 サンパウロ州カフェランジア生まれ。学生時代は法律を学び、連邦警察警部に就任した。その後、連邦政府の調査機関で働いたほか、亜 ...
続きを読む »ピッコ・ド・ジャラグア登山=和楽器バンドの演奏会も
だるま塾(森脇禮之塾長)とブラジル日本交流協会(二宮正人会長)は24日午前7時から、「歩けば楽しい遠足」を開催する。今年で34回目。予約不要。だるま塾(Rua Belchior Carneiro, 247, Lapa de Baixo)からピッコ・ド・ジャラグアの麓までの10キロと、山頂までの往復10キロの計20キロ。 午前7 ...
続きを読む »大耳小耳
メモリアル・ダ・アメリカラチーナが8日から6月6日まで、写真展「第2次世界大戦後の70年」を、敷地内のヴィクトル・シヴィタ図書館(Avenida Auro Soares de Moura Andrade, 664 バラ・フンダ駅出てすぐ)で実施する。4月30日はヒトラー総統が自殺した日で、5月8日はドイツの降伏文書調印の日だ。 ...
続きを読む »移民史料館8階を新装=石川達三コーナー設置も
文協ビルのブラジル日本移民史料館8階「戦前日系社会」が新装され、また新たに「石川達三特別コーナー」が設置された。先月23日には新装披露式典が執り行われ、関係者ら40人ほどが出席した。 同史料館運営委員会の山下リジア副委員長は挨拶で、新装の経緯を「2008年の移住百周年時にブラジル社会から取材された時、『なぜリベルダーデは日本人 ...
続きを読む »ガウショ物語=(25)=皇帝の伝令=<3>=慈悲深い陛下のお気持ち
また、別の折、車座になっておったのだが、一人が短刀で掌のトウモロコシの皮を伸ばして、編み煙草の一切れを刻み始めた。刻んだやつを掌のくぼみでよく捏ねてから、さっきのトウモロコシの皮で包んで巻き煙草にすると、自信たっぷりに陛下に勧めたもんだ。「ひとつ、いかがでしょうか」「いや、結構だ。その煙草はどうもきつそうじゃないか……」「いや ...
続きを読む »ベレン日系協会=700人迎えて文化祭=文化展も非日系に大好評
【パラー州ベレン発】ベレン日系協会(諸石輝雄会長)は3日午前10時より、汎アマゾニア日伯協会・神内講堂において「第16回日伯文化祭」を盛大に挙行した。 在ベレン日本国領事々務所小林雅彦所長、垂井恒治副領事、阪野真司副領事及びその後任に着任した成塚純(なりづか・じゅん)副領事、生田勇次汎アマゾニア日伯協会々長、八巻孝雄日伯援護 ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=75
「……父は日本では最高の学校を出ましたが、メキシコでは貧しい農夫でした。私たちが初級学校を終わったとき、前から考えていたアメリカ密行を実行したのです。ところが、国境のリオ・グランデ川を小舟で渡ろうとしたところで国境警備隊に見つかって逮捕されました。母が私たち二人を連れて三日間も逃げ回り、父がどうなったのかは分りません。農場の人た ...
続きを読む »オーリャ!
本紙は現在、サイトの充実やFacebook(FB)によるネット展開にも力を入れている。FBはページへの「いいね」が千件に達しTwitterも始めた。そこでふと、コロニアはデジタル化がどれだけ進んでいるか気になり、調べてみた。 日系五団体では援協、県連、商議所はFB未開設だが文協は8千、アリアンサは7千だった。外交樹立120周年 ...
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