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10月 2015の記事一覧

終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第22回=岸本は勝ち組か負け組か

 暁星学園の卒業生は「岸本は負け組だった」と言い、パ紙OBは「勝ち組だった」と評価が平行線だった疑問を、第6節で書いた。この点に関し、『戦野』を読むかぎり〃勝ち組的〃としか言いようがない。いわば〃心情的勝ち組〃だ。 認識派が触れたくないブラジル官憲の弾圧を果敢に書く一方で、「日本は負けていない」という戦勝論者と同じ〃思想的土俵〃 ...

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エティオスなどを当選者へ=援協リッファ贈呈式

 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)が15日午前、2015年度のリッファ賞品贈呈式を本部神内ホールで行った。1等のトヨタ・エティオス車はマルセロ・アジフさんが手にした。 協力企業であるトヨタ、ホンダ、パナソニック各社の代表者も訪れ、当選者らに賞品を授与した。2、3等はホンダのオートバイ、4、5等にはパナソニックの冷蔵庫と洗濯 ...

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新鮮野菜や果物を販売=コクエラふるさと祭り7、8日

 コクエラ日本人会(コクエラ農村協会、宜志富ベネジット会長)が『第25回ふるさと祭り』を11月7、8の両日午前10時から、同会会館(Rod. Prof. Alfredo Rolim de Moura, SP-088 s/ n, km 61,4, antiga estrada Mogi-Salesopolis, km 9,5)で開 ...

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■今週末の催し

 31日(土曜日) 熟連祭り、午前9時半、熟連会館(Rua Doutor Siqueira Campos, 134)

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ニッケイ歌壇(499)=上妻博彦 選

『弓場』とは、サンパウロ州ミランドポリス市にある日系コミュニティの弓場農場のこと。1935年に戦後移住者によって創立。日系人や日本人が共同生活をしながら自給自足の生活を送っている。また創立当初より「耕し、祈り、芸術する」をモットーとしており、テアトロ(劇場)もあり、恒例の年末公演では音楽や芝居、バレエなどが披露される。(写真は2014年の年末公演)

サンパウロ  武田 知子

はるばると六百キロのバスの旅春泥の中弓場の土踏み
稚鴎師の百歳祝いにボーロ切る姿は凛々とまぶしかりけり
弓場の里稚鴎師迎え百歳も六歳の子もなごやかな句座
散策に果てなく続く鈴成りの垂れしマンガは未だ熟れかね
ふくろうも蛙も鳴きてカナブンの飛び交う弓場は田舎さながら

「評」四、五首目の様なところを散策して、心落ちついてこそ、まろやかな歌も生れると言うもの、稚鴎(ちおう)氏を囲んでの句会も、また楽しからんや。

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ニッケイ俳壇(862)=星野瞳 選

『念腹忌』とは、ブラジルに俳句を広めた第一人者の佐藤念腹の命日忌のこと。ホトトギスの門人で、高浜虚子の客観写生、花鳥諷詠を理念とし、ブラジルの自然をそのまま詠んだ俳人。ブラジルでは毎年、念腹忌に俳句大会が開催され、直弟子から孫弟子まで多くの人が参加する。

アリアンサ  新津 稚鴎

受難日の肉屋の台にある聖書
草笛に今も力行応援歌
ひやひやと雨をこぼしぬ鳥曇
ランプ下げ通いし句会念腹忌
アラポンガ鳴き止めば森がらんどう
森の穂にアララが騒ぎ初明り

【投句者・新津さんは十年ぶりに第二句集を出された。この十月三日で満百才になられた作者に、心から拍手を送りたい。第二句集から六句を頂いた】

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FIFAに改革の風吹かず=ジーコの挑戦終焉を迎える

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伝説のブラジル映画「リミテ」上映=国内で不当扱いも世界で大絶賛

「リミテ」の映画ポスター(ウィキペディアより)

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危機の中でも新車発表=14年とほぼ同じ42種

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ゼロテス作戦=自動車業優遇MPが背景に=カルヴァーリョ氏関与か?=13年の延長時にも金動く=ルーラ息子強く疑う検察庁

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